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おしゃぶり1歳過ぎたら注意

★topics おしゃぶり1歳過ぎたら注意…歯並び、発語に影響 読売新聞

小児科と小児歯科の保健検討委員会」(代表=前川喜平・東京慈恵医大名誉教授)は
『歯並びなどに影響を与える恐れがあるとして、常用しない方がいいとする見解を公表した。』とのこと

以下、記事より引用
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常用している子どもは、使用しない子どもに比べ、前歯の上と下が開いてしまう「開咬(かいこう)」が現れる率が高い。乳歯が生えそろう2歳半以降も使用すると、かみ合わせの問題も残るという。

 また、親が泣きやませる手段として習慣的に使っている状況があるため、「子どもがなぜ泣いているか親が考えなくなる」「子どもの発語の機会が減る」など、親子の大切なコミュニケーションを阻害しかねないと指摘する。

 このため
〈1〉言葉を覚える1歳を過ぎたら常用しないようにする
〈2〉遅くとも2歳半までに使用を中止する
〈3〉おしゃぶりを使用している間も、声をかけたり一緒に遊んだりして子どもとふれあう
〈4〉4歳以降もおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮して小児科医に相談する
——との見解をまとめた。
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同委員会は、『子どもの歯の問題について、小児科医と小児歯科医の見解の相違があり小児保健の現場で混乱が生じて』いるため、『日本小児保健協会、日本小児科学会、日本小児科医会と日本小児歯科学会が子どもの歯の問題について現在における考え方と勧告を纏めて』きたもののようである。

今までにも『イオン飲料と虫歯』『母乳と虫歯』についての報告をまとめてきている。

『おしゃぶりについての考え方』は小児歯科医にとってはさほど目新しい見解ではないのだが、現在よくいわれている『おしゃぶりは鼻呼吸を促進する、舌やあごの発育を助ける』という情報、子供を静かにさせる便利さ、おしゃれな外観などのためか、いつの間にか以前より使用者が増えた気がしていたおしゃぶりについての統一見解ということで、保護者におしゃぶりの功罪について説明するときに役に立つのではないだろうか。

ゆびしゃぶりにせよ、おしゃぶりにせよ、自然に2〜3歳でとれてしまえば、歯並びも少しずつ戻っていくのだが、がんこな癖が残ってしまうと永久歯が生えてきたときも前歯の噛み合ない『開咬』(かいこう)が残ってしまうことがある。このとき、下唇をかむ癖や前歯を舌で押す癖がついていると、歯並びの矯正治療は容易ではなく後戻りもしやすい。矯正治療と平行して、正しい口腔周囲の筋肉の使い方のトレーニング=MFT(Myofunctional Therapy)を行う場合もある。

人間の行動は様々な文化的な修飾が加わっていて、何が自然な姿なのかよくわからないと思うことがあるのだが、少なくとも猿はおしゃぶりを使わなくても鼻呼吸ができるようになっているようである。おしゃぶりにも良い点はあるのだが、欠点についても知識を持って利用していただきたいものだと改めて思った。

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