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FAQ
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よくある質問 faq

休日に歯が痛くなったら

歯科医院の休診日は重なっていることが多いのでお休みの日に歯が痛くなるとお困りになることでしょう。
そんな時の対処法、そうならない為の準備の仕方についてお話します。

 1)救急医療体制の調べ方
 2)痛みの種類と歯の状態
 3)痛みの種類と応急処置
 4)外傷の応急処置
 5)常備薬などについて
 6)痛くなりそうな予感
 7)定期検診で備えは万全

1)救急医療体制の調べ方

ここでは、歯科以外の事も含めて救急医療体制の調べ方を書いておきます。

・救急医療の体制について調べておきましょう

市町村の広報誌、新聞の日祭日の地方欄などを見て住んでいる地区の救急医療の体制を知っておきましょう。大きな救急医療のセンターを持っている地方も有りますし、医療機関が当番制で担当していることもあります。センターがあればその場所や電話番号を何かに控えておきましょう。当番制の場合は、何を調べればわかるのかを覚えておきましょう。

・バカンス、帰省の際の救急医療

長期間滞在するような形で旅行される場合は、予めその土地の救急医療の体制をしっておく方が安心です。特に小さなお子さんが御一緒の場合は、急に体調を崩すことや、思いがけない怪我をすることもあります。
大きな都市のホテルなどに滞在するのであれば、ホテルで手配してくれるでしょう。帰省の場合は、帰省先の家庭で前項のようにして調べてもらっておきます。

・インターネットで調べる

救急当番等は、歯科医師会、医師会のホームページを介して調べるのが早いかも知れません。

http://www.dentalink.or.jp/doctors.html
全国の歯科医師会のリンク集

http://www.med.or.jp/kakuti/kakuti/link.html
日本医師会のホームページ上の各地医師会リンク集

自治体のホームページを検索するのなら自治体のホームページリンク集が便利です

http://www.nippon-net.ne.jp/cgi-bin/search/mapsearch/nn_MapSearch.cgi
全国自治体マップ検索
自治省などが提供している全国の自治体の公式ホームページのリンク集

http://www.nsknet.or.jp/~ana/jiti
全国の自治体のホームページを集めたリンク集
3,213自治体全ての名称と振り仮名を列記(現在 3368 URL)。
自治体「公式」のページをリンクするように努めていますが、検索できない場合には公的・個人のページにリンクしています。名称が太字の場合は独自ドメインと思われる URL です(現在 2644 URL)。

2)痛みの種類と歯の状態

次に何が原因で、どんな痛みがおこるのかについて説明しましょう
虫歯などが原因で起こる痛みの種類と歯や歯茎の疾患の状態には次のような関係があります
応急手当ての前に知っておいてください。緊急度はタイトル横の【!】の数で検討をつけて下さい
同じような症状でも、原因が異なることがあります。思い当たることはありますか?

・冷たい物がしみる!?

比較的小さな虫歯ができているかもしれません。歯槽膿漏などが原因で歯茎が下がると、歯根の部分が露出してしみることがあります。 

・熱い物がしみる 甘い物がしみる   !!

少し大きな虫歯の可能性があるます。神経まで進んでいるかも知れません。    

・何もしなくても痛い ずきずきする !!!

神経の炎症をおこしているかもしれません。歯肉の急性炎症でもこのような痛みがでることがあります 周りの歯茎の炎症が急性化している可能性があります。

・咬んだ時に痛い !!

虫歯が原因となって根の周りに炎症が起こっているかもしれません。歯槽膿漏があるかもしれません。歯茎に慢性の炎症があるかもしれません。

・じわじわ嫌な感じがする !!

根の先に慢性の病巣があることがあります。歯槽膿漏で慢性の炎症があるかもしれません。歯茎に慢性の炎症があるかもしれません。

・歯茎がはれている !!!

根の先の病巣が化膿して歯茎が腫れることがあります。歯槽膿漏の自覚症状として歯茎全体の腫れや出血があります。周りの歯茎の炎症が急性化している可能性があります。

・頬が腫れている !!!!

根の先の病巣が原因で顔が腫れることがあります。歯槽膿漏が原因で起こることは少ないと思われます。周りの歯茎の炎症が急性化している可能性があります。熱が出る事もあります。

今、緊急性が低い場合も、虫歯や歯茎の炎症を放置すると次第に進んでいく可能性があります。
今困っていないからと言ってそのままにしておかず、早めに治療を受けるようお勧めします。
特に慢性の炎症が有る場合など、もしかしたら、この次の祭日、急に痛くならないとも限らないのですから。

3)痛みの種類と応急処置について

痛みの種類によって必要な応急処置は違います。何が原因か見当をつけてから簡単な応急処置を行いましょう。

どんな痛みがあるのか
どこが痛いのか
虫歯の有無
歯肉の腫れの有無

などから、原因が虫歯か 歯槽膿漏か  大体の見当をつけます。

■ 虫歯が原因だと思った時

・処置

痛みが強く、はっきりそこだと分かる虫歯の穴が有る時は、虫歯の痛みをとるような応急処置をとります。

まず、虫歯の穴の中をきれいにしましょう。食べかすなどがつまっているようなら、つまようじ等を使ってそって取ります。うがい薬やぬるま湯で患部を洗浄するようにうがいをします。

・市販の薬の使用

薬局で市販されている虫歯の塗り薬が手に入れば、小さく丸めた綿につけて虫歯の穴に塗ってもかまいません。この類いの薬は消毒と鎮静の作用のあるものが多いと思われます。

常用している市販の鎮痛剤があれば使ってもかまいません。
薬を使う時は、添付されている文書を良く読んでからにしましょう。

・処方を受けたくすり

急患でみえる方の中には、痛みが強かったので以前医療機関で処方された鎮痛剤を使用しましたとおっしゃる方がいらっしゃいます。

これはさけて下さい。

特に、大人の方がもらった薬を半分に割って子どもに使うような乱暴なことはなさらないでいただきたいものです。処方薬が市販されていないのは、診断のもとに使わなければならない理由があるのです。

■ 歯周病が原因だと思った時

はっきりとした虫歯がなく、歯に近い部分の歯茎の腫れ、出血、歯の動揺などがある時は、歯槽膿漏を疑います。

柔らかい歯ブラシデンタルフロス、細めの歯間ブラシなどでそっと汚れをとり、よくうがいをします。

堅い物などを咬むと痛みが強くなることが有ります。患部をできるだけ安静にしていて下さい。
痛み止めの使用については前項を参照して下さい。

■ 親知らずが原因だと思った時

全体的に歯ブラシが行き届いていて歯肉の状態が良い人でも、半分埋まったまま生えてくることができなくなっている親不知の周囲の歯茎に炎症を起こすことが有ります。

これは親不知の周りの歯茎と歯の間に、汚れがたまりやすい構造になっているためです。構造上の問題ですから、急性症状がなくなった後に抜歯することを勧められるケースが多いでしょう。

応急処置としては、歯周病の項を参照して下さい。
痛み止めの使用については虫歯の項を参照して下さい。

*歯肉や頬が腫れている時

疲労がたまっていたり、風邪をひいていたりと、全身状態が良くないことがあります。体を安静にしてよく休む様にしましょう。無理をすると症状が悪化する可能性もあります。

これらの応急処置は、あくまで休日医療の行われているところを見つけるまで、または翌日までのその場しのぎです。

もし、幸いにして痛みがおさまったとしても、いつまた痛くならないとも限りません。そしてその時にはさらに症状が進んでいる可能性が高いのです。早い機会に歯科を受診なさるようお願いいたします。

4)外傷の応急処置

外傷は突然やってきます。外傷に予め備えておくことはできません
小さなお子さんのいる家庭は、簡単な応急処置について、ぜひ、知っておいていただきたいと思います。
転んだり、ぶつかったり、高いところから落ちたりして頭や顔をぶつけたとき、歯をぶつけることがあります。

1.まず、外傷の程度を確認します

・頭の傷

最初に確かめるのは一番大切な頭です。
頭をぶつけてはいないか。傷の有無。
意識ははっきりしているか。
こぶはあるか、ないか。
吐き気などはないか。

頭を強くぶつけたときは、119番して指示をあおぎましょう。

・顔の傷

顔を切っていないか。
内出血はないか。
骨折などはないか。

・口の中の傷

傷口をガーゼなどで押さえて圧迫止血してから傷口の大きさをチェックして下さい。
出血が多い場所なので驚く方が多いのですが、最初に思ったより小さな傷であることがあります。

・歯の状態

身体の状態に緊急性がないことをたしかめてから歯の状態を確認します。

2.歯の外傷の応急処置

・歯が抜けた時

一度抜けた歯でも、もとの位置に戻せることもあります。あきらめないでください。歯がよごれていない時、落ち着いてもとの位置に戻せるのならもどしましょう。

外で怪我をして抜けた歯に泥などがついた場合は、水道水ではなくできれば生理食塩水にいれて歯科にもっていきましょう。

ない時は、ポカリスエットなどや、牛乳にいれてもかまいません。
乾燥するのはよくありません。

汚れているからと強くこするのは厳禁です。

・歯がぐらぐらしている時

ぶつけたために抜けそうになっていますので、そっとして急いで歯科に行きましょう。

・歯が折れた時

折れた破片も残っていれば持参して歯科に行きましょう。破片の大きさなど条件が良ければ接着してしばらく使える事があります。

歯の外傷の治療については「歯の外傷」のページに詳しく説明しています。

5)常備薬などについて

予め備えておけることはどんなことがあるでしょうか?

歯科疾患に対して家庭でできることは限られています。
それでも備えておくことで落ち着いて対処できることもあります

1.常備薬の用意

薬には使用できる期間に期限がありますのでやみくもに買い置きすれば良いというものではありません。

現在は夜遅くまで空いているドラッグストアもありますので、御家庭の事情、使用の頻度などに合わせて常備薬を用意しましょう。

定期的にチェックして期限を過ぎた薬品などは廃棄されるようになさってください。

ここでは、歯の痛み、歯茎の腫れ、口腔内の外傷に関係のあるものに限ってお話します。

・怪我をした時の用意

外傷はいつ起こるかわからないものです。

最低限の消毒薬、包帯などのたぐい、湿布薬のようなものの用意があればいざと言う時に安心です。

ソフトコンタクトレンズを使用している家族があれば買い置きの生理食塩水があると思います。もしあれば、傷口の洗浄には水道水より適していると思います。

・痛み、発熱などに対する用意

使ったことがあってアレルギーがないと思われる鎮痛剤があれば、常備していてもよいでしょう。使ったことのある薬でも使用の前には必ず添付文書に目を通し、使用期限を過ぎていない事を確認しましょう。

2.薬局の利用

病院や医院の受付時間を過ぎても空いている薬局は多いものです。調剤薬局はしまる時間が早いことが多いですが、薬暦を把握してくれているかかりつけの薬局があると心強いと思います。

近くに遅くまでやっている薬局があるようなら、応急処置に必要なものを購入できるはずです。使用法については、薬剤師さんの指事を守って下さい。

6)痛くなりそうな予感

もうすぐ長期休暇。なんだか歯の調子が悪い。
痛くなりそうな予感する、そんな時にはかかりつけの歯科医院で見てもらっておきましょう

外傷以外の場合は、急に痛くなったとしても、しばらく前から、何か気になることがあることが多いと思います。次にあげるような不調がある場合は、我慢できない程ではなくても早めに歯科を受診することをお勧めします。

1.何かがしみる

冷たいもの→甘いもの→熱いものと、虫歯が進行するにつれてしみるものがかわってきます。冷たい物がしみるときはまだ詰めればなおせる程度の進行であることが多いのですが、甘いもの、熱いものがしみるとすると虫歯は神経の近くまで近付いていると思われます。このようなものがしみることが気になる時は、今のうちに治しておきましょう。

2.咬むと痛い・じわじわいやな感じがする

咬むと痛い時は、歯を支えている周囲の組織の炎症が起こしていると思います。堅い物を咬んだのが契機になって急に痛くなるかもしれません。また、歯の根の先に慢性の病巣ができているとき、歯槽膿漏の症状があるときに、じわじわした不快感や違和感、歯の浮くような感じ、が続くことがあります。
早めに歯科を受診して何が原因か検査しておきましょう。

3.歯肉の出血

歯ブラシの時、少し歯ごたえの有る物を齧った時に歯肉から出血から血がでるようなら、歯槽膿漏が進んでいるかも知れません。

4.いやな味

歯肉の炎症による少量の排膿、とれそうになっている冠からのセメントの漏出などで、いやな味や臭いを感じることもあります。

忙しい時、少しの不調で歯科医院を訪れるのは面倒なことです。

けれども、症状が進行してからの通院は回数がかかることも多く、治療にも苦痛を伴う可能性があります。このぐらいなら、と我慢しないで歯科にいらしてください。

7)定期検診で備えは万全

休日に空いている歯科医院を探したことが有る人なら、もうこんなことは避けたいと思われることでしょう。そのためにはどうすればよいのでしょうか?

大人の方なら、年に1回、できれば2回。お子さんなら3~4回の定期検診を受けることをお勧めします。

定期検診を受けていれば虫歯にならないとは限りませんが、この程度の間隔で検診を受けていれば、突然大きな虫歯ができる様な事は少ないはずです。

定期検診を受けるかかりつけの歯科医院、なんでも相談のできるかかりつけの歯科医師を持つ事で、あらかじめ急な痛みが起こるような可能性を少なくする事ができると思います。

かかりつけの歯科医院をもちましょう

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