こどもの口腔機能(お口ポカン)mft

こんなお口、気になったことありませんか?
- くちゃくちゃ音がする
- お口ポカン
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これらは、口唇や舌が正常に機能していないことが原因で起こることが知られており
口腔機能が正常に機能していない場合 歯並び(でこぼこ・開咬・上顎前突など)にも影響が及ぶことがあります
どうしてこうなるのか
口唇や舌を正しく使う(機能させる)ことができないことが原因で、これらの状態が発生することがあります。例えば舌は本来、上顎のスポットと呼ばれる場所に位置しているのが正常な状態ですが、舌がきちんとスポットに位置していない場合(低位舌)、歯列を内側から押してしまう癖が身についてしまい(舌突出癖)、歯が噛み合わさらない歯並び(開咬)を生じやすくなります。 口唇を閉じる筋力や習慣が身についていない場合、口唇が開いているために食事中くちゃくちゃと音が出やすくなります。 そもそもこれらの正しい機能が身につかなかった原因は人それぞれ異なりますが、食事の際の姿勢や食習慣などが一般的には考えらます。
どうやって治すのか
MFT(口腔筋機能療法)といって、口唇や舌などの正しい使い方や筋力のトレーニングを行い、悪習癖(舌突出癖など)を取り除く治療を行っていきます。クリニックで現在の問題点とそれを解消するためのトレーニングを指導します。ご自宅で繰り返しトレーニングして頂くことで、徐々に正しい機能を身につけていきます。
現在、MFTの適切な指導を行うことのできる歯科医院は少なく、こういったことでお困りの方は誰に相談していいのか、わからないのが現状だと思います。 もしこういったことでお困りの際は、ぜひご相談ください。
イラスト出典元:歯科素材.com(https://www.dental-sozai.com/)